カワサキ ZXR400 90年型

96/01/13 : レッドバロンへ売りに行く直前 五色台スカイラインにて
96/06/09 ZXRとの再会
バイクに乗れなくなる理由ってのに,仕事との折り合いがつかないってパターンは結構有ると思う。
わたしゃ去年の今頃,ゼルビスを通勤に,ZXRをお遊びに使っていた。
オイル等の消耗部品交換だけで快調に走り続けるゼルビスに比べ,ZXRは実に色々とトラブルが出て困らされた。その度にバイク屋へ症状を告げてメンテナンス&部品交換を受ける日々。このZXRは,転倒歴有りで1年ほど放置してあったのを安く譲ってもらったもの。ある程度のトラブルは覚悟していたけどきついものがあった。
さらに行きつけのバイク屋がなぜかホンダびいき&カワサキぎらいで,私のZXRは冷遇されて居た様な気がする。他の客も殆どホンダ乗りだったしなあ。それでも,フロントタイヤ,CDI,エアクリーナー,前後スプロケット,チェーン,リアタイヤ,バッテリー等々と部品を交換していく度に調子が良くなっていくバイクに乗るのは楽しかった。
特にタイヤをBT50に交換してからは,テクニックが向上したんじゃないかと勘違いするほどに乗りやすくなった。
そんな折りに,仕事で長期出張しなくちゃいけなくなった。茨城県へ2ヶ月行った後に,お隣の徳島県へ2ヶ月。随分と長い間,バイクに乗れない。私にとってゼルビスは生活必需品レベルの代物。1時間半の電車通勤なんて耐えられないし,四輪を買うだけの甲斐性もない。コイツがいなけりゃ職場へ行く気にならない。特に雨が降った日には。
手放すならZXRになる。色々と手をかけてきた(といってもメンテはバイク屋に殆ど任せてたケド)ZXRを手放すのは辛かったけど,半年ちかくも乗れないのなら持っていてもしょうがないと決めてレッドバロンへ持っていった。
一応,気持ちよく走れるまでメンテしてあるつもりだったけど,たったの1万5千円て査定だった。部品取りぐらいにしか使えないとのこと。まぁ,引き取ってくれるのなら値段はどうでも良いと思っていたから,この条件でOKしてZXRを売り,出張へ赴いた。
出張先の街で走り去るバイクを見る度に,「あぁ,オレも早く帰りたい」と思いながら3ヶ月の出張期間を過す。そして一旦,香川へ戻った。この時に,知人がバイクが欲しいと言い出したのでレッドバロンへ中古車を見に行った。
すると,何処かで見たようなZXRが売りに出ている。ピカピカに磨きあげられているそのZXRには20万の値札が付いていた。ひょっとしてオレが乗ってたZXRなの?。
痕跡を調べて見ると,クラッチワイヤーがたるんだままで,フロントフェンダーのひび割れは丁寧に修理してあるけれども跡が残ってた。タイヤはまだたくさん残ってるBT50。まさにホンの何ヶ月か前まで私が乗っていたZXRだ。部品取りに使ったというよりも,他のZXRから部品を取って再生してある様。
すでにバラバラにされて第二の余生を送っているのかと思っていた。それなのに他のバイクからパーツを貰って生き延びている。なかなかのしぶとさに少々嬉しくなっり,良いオーナーに恵まれる事を祈ってレッドバロンを後にした。
別れたはずのバイクに逢うのは,懐かしい友人に逢ったような気がする。
いつか何処かの峠で誰かが乗っているあのZXRに,また逢える日が来るのだろうか。
96/01/14 バイク売っちゃった
2月から何ヶ月かの間,茨城県へ長期出張しなくちゃいけなくなったんで,ZXR400をレッドバロンへ売っちゃった。
24000km走行,傷多数有り,事故歴有り,転倒歴有り,エンジンとバッテリ以外はボロボロ。こんなの買ってくれるのかと思ってたら案の定,査定不可ときた。それでも部品取り用ってことで¥15,000の値がついた。
そういや,94年の夏に買ったので,もう1年半。この間に15000km走ってる。値段通りじゃないの。
私にとってのZXRは,峠道では楽しいがそれ以外では我慢のバイクだった。前傾ポジション・高回転型エンジン特性・低実用性・多故障などなど…,ネイキッドやアメリカンが流行るわけだ。
それでも,コーナーリングがバッチリ決まってグリグリ曲がっていく感触は最高の思い出。操るのに夢中になり過ぎて背筋が凍る思いもした。バイクの性能が公道での物理的な限界を遥かに超えたところに有るって恐さを教えてくれた。
レーサーレプリカで公道(特に国道)を走るのは感情を抑える為の良い鍛練になった。お下劣な例えだと,俺のベッドでナイスバディなねーちゃんが裸で誘ってんのに手が出せないようなもんだ。手を出したらグラサン掛けたアンチャンに切符きられるし。
ゼルビス1台ありゃ生活できるんやけどね。やっぱりサミシイなぁ。でも,これもNEWバイク購入の為だ。チビチビと,でも着実に金貯めるぞ〜。
95/08/20 マヌケな転倒
ZXRのパーツ交換が終わってバイク屋から出た直後の話…。
車道に出てアクセルを空けたらフケが軽い!。スピードのノリが違うっ!。むっちゃ調子ええがぁ〜,とウキウキでした。
そしたら,あっというまに交差点が迫ってきたので右ウインカー出して減速。そして右のステップに荷重したら,リアタイヤが一気にズルッと大滑り!。グリップを回復しないままアスファルトへ接吻しちゃいましたわ,メットごしに。まだバイク屋から100mぐらいしか走ってないというのに…。
ブレーキレバーが折れてしまったんで,交換してもらうためにバイク屋へ戻ると店主は「なんや?。忘れモンか?」だって。普通そう言うやろなぁ…トホホ。ZXRは俺の体の上に倒れてきたのでダメージは殆ど無いし。
「違うんです〜。コケたんですぅぅぅ〜」と言っても信じてくれん。折れたレバーを見せてやっとこさ話が通じた。
バイク屋:「おまえなぁ…新しいタイヤ履くの何回目かなぁ?」
わたし :「う〜ん,ゼルビスも入れたらもう4〜5回かな」
バイク屋:「だったらもっと丁寧に乗れって。新しいタイヤが滑るなんてジョーシキやろ?」
わたし :「シクシクシクシク…」
それから気分を切り替えて五色台スカイラインへ行き,2往復もしたら新品タイヤの証であるラインは消えちゃいました。皮むき完了ッス。
それでまたコケた交差点へ行き,今度はコケた時より10km/hほどスピードを出して曲がってみたら,グリップぐりぐり〜ッス!!。滑る気配なんかまったく無い。やっぱりタコな運転してたワタシが悪いのね…。
95/08/13 ZXR400再入院…
こないだバイク屋へ遊びに行った時に,ZXRがあんまり調子よく無いんッスわ〜ってブーブーと文句言ってきた。我慢すりゃ乗れるけど,ガタが来てて本来の性能を発揮していないって感じるんス。大まかなところで…
・燃費最悪,11〜13km/リットル
・500km走るとタレるチェーン
・100km/h超えの風切り音でやっと消えるメカノイズ
…てなところ。
バイク屋はZXRを一瞥し,チェーン,スプロケット前後,エアクリーナの交換をしたらマシになるじゃろとか言う。まぁボーナス出たばかりだからお金は大丈夫なんだけど…,ホンマに部品交換が絶えない。そりゃま,浮気すりゃそれなりに金が掛かるってのは承知してたけど…。なんだかなぁ。
さらにバイク屋は「リアタイヤも新しくしよ〜ぜ」なんて財布を苦しめる様な事を言ってくる。
「いや,スリップ出てるけど減ってるのは真ん中だけだし,側面はまだまだ残ってるっしょ。あと3000kmはイケルんでは」
なんて返してたけど押しの強さに負けて交換する事になってしまった。
まぁこれで晴れて前後ブリヂストンになる訳で。ダンロップのステッカー剥がして,ブリヂストンのステッカー買ってこんといかんなぁ。
ZXRが戻ってくるのは盆明けなんで,それまでは代車のJOGでペケペケと走ってます。
95/07/08 ZXRにBT-50をいれた
以前,ダンロップにGPR50のフロントを注文してたんだけど,一ヶ月経っても音沙汰無し。震災の爪痕は未だ消えずといったところか。
しょ〜がないからダンロップへの注文はキャンセルして,ブリジストンのBT50を入れました(注文して3日で来た,早し!)。
革靴から運動靴に履き換えたとでも言えばよいんでしょうか。バイクのコントロールがやりやすくて,フロント回りが軽くなったように感じます。以前に使っていたダンロップのノーマルより,格段に使い易い!。と一人ウハウハ言ってるアブないオヤジと化しておりまぁす。今までわずかな金をケチってノーマルばっか入れてましたが,つまらんところで損してたぁ。
幾千kmもの間,命を預けるものだけに(チト大袈裟か),色々と試していいものを選んでおきたいッス。
今は他人にバイクを見られる度に,フロントはブリジストンなのにリアがダンロップなのがバレやしないかとドキドキするこの頃。
なんでこんなツマらん事が気になるんだろ〜か?。多分,カウルの横に張ったダンロップのステッカーのせいだろな。例えば,スープラのボンネットに「無限」とか書いて平気で乗り回している様な罪悪感があるなぁ。
ああ,ダンロップを裏切ってしまった。
95/02/19 ガムテープ・効果覿面
ZXRのラジエーターに貼ったガムテープ,果たして効果が有るのかと心配でしたけど,ちゃんと効いているようです。
寒い夜の日は水温計は0%まで落ち込んでいましたが,ガムテープを貼ると10〜15%ぐらいで安定するようになりました。
考えてみりゃ,今まで水温計って殆ど無視してた。夏場の最高でも60%ぐらいまでしか上がることはなかったので,オーバーヒートにならないから大丈夫だってぐらいにしか見ていなかったなぁ。
これでやっとエンジントラブルを避けれそうな気がしてきたぞ。
それにしても,家に帰ってからラジエーターを調べたらガムテープを3枚張って有ったはずなのに2枚しか残っていなかった。いつのまにやら剥がれ落ちてしまったらしい…。もちっとスマートな解決方法はないものかなぁ。
95/02/19 ZXR,その後
CDIユニットを新しくしたZXR,何故か低速のトルクが増しました。吹けあがりが以前より鋭くなりまして4000rpmあたりでもたついていた悪癖がなくなり,今までと同じようなアクセル操作だと一気に10000rpmまで回ってしまい,慌ててしまった。
とても嬉しいんだけど今まで走ってきた7000kmはZXRの本調子ではなかったのかと考えると残念だなぁ。上り坂で加速しなくなってギヤを落としていた苦労を思い出しますわい。
しかし,これでもう大丈夫だろうと考えていたのですが甘かった。またエンジンが掛からなくなるトラブルが再発してしまった。バイク屋が言うには「こりゃ過冷却かなぁ」だって。もう知らない事ばかりだぁ。
なにせエンジンが冷えすぎて回らなくなってしまうそうですわ。確かにゼルビスの3倍は有りそうなラジエーターが付いておりますけどねぇ。対策方法がまたなんとも単純で,ラジエーターの一部にガムテープを貼って風が当たらないようにしているんですよ。ホントに大丈夫なのかなぁ。
ZXRって冬支度が必要なバイクなんでしょ〜かねぇ。それともレプリカだからエンジンが止まるような回転数で走るのが間違ってるのかぁ!?。もっと車が少なくてお巡りさんが甘ければねぇ,10000rpmぐらい回して走りたいもんです。
95/02/10 ZXR絶不調
ZXRのCDI(*1)がブッ壊れたみたい…。2月4日から,エンジンがかからなくなってしまったので,今日までバイク屋に預けておったのです。
エンジンがかからなくなる前がもう悲惨だった。
朝の通勤で道が混んでいるときに,エンジン回転数を3000rpm以下へ落とした途端にプスンって止まっちゃうもんな〜。町乗りだったら,発進2000rpmの巡航5000rpmぐらいなもんなので,赤信号で止まる度にエンストこいて,悲しいやら情けないやらでした。
やっとの思いで会社に着き,いつも通りに仕事していると,いつのまにか20時を過ぎてる,そろそろ帰らねば…。しかしZXRがこの調子では,仕事が終わったから帰ろ!って訳にも行かず,信号が黄色点滅しだす22:00頃まで待った。
ZXRの調子は朝より良くなっており,1500rpmでもエンジンは回ってくれました。しかし明らかにパワーが無いっ。こりゃ明日はバイク屋直行だな…直してもらわねばならぬ,と呟きつつ会社を出た。
そして帰り道の中腹の自動販売機が沢山並べて有るところでバイクを止め,コーヒーを買って一服し,さて出発だって所でエンジンがかからなくなってしまったぁ。
ガソリンは満タンだし,セルは元気よく回ってるからバッテリーも大丈夫なのに〜。チョークをひねったり戻したり,押しがけしたりセル回したり1時間ほど頑張りましたが,エンジンは回りませんでした。
それにしてもエンジンが回らないバイクって,なんでこんなに重たいんや〜と,寒空の中で独り震えておりました。時計を見ると既に0時を過ぎていたりして…。
仕方なくZXRは諦め明日にでもバイク屋と一緒に取りに行くことにして,電話にで熟睡中の家人を叩き起こして迎えに来て貰うという…なんともつらい事になってしまった。
こんなことが有りましてZXRはバイク屋に入院してました。それで今日,バイク屋に電話したら「もう直っとるで〜」って返事が返ってきて,ホッと一息ついてるところ。
故障箇所のCDIは,そっくり新品に交換するとなると結構値が張るものらしいのですが,たまたまバイク屋の作業場の片隅に,偶然にも事故車のZXRが有ったのでCDIユニットをそのまんま移し変えたとの事。
箇所を調べるためにバイクをバラしたついででプラグも新品にしてもら故障いまして復活費は¥6,000也。安くついてよかったぁ。
ZXRを買ったときにバイク屋が言ってた言葉を思い出します。カワサキは故障が多いよって。ボクはこの話を聴いて「バイク屋のおっちゃんはホンダびいきやけんの〜」と笑ってましたが,実際にこうなるとちょいと悔しい。
(*1)CDI : プラグさんへナイスなタイミングで火花を散らすようにお願いする装置らしい
95/01/21 マイクロロンの慣らしが終わった
エンジンノイズが静かになりましたよ。「ぐわっしゅぐわっしゅ」って回ってたのが「サクサクサクサク」って聴こえます。
燃費は20km/lぐらいだったんですけど,ちょっとは伸びてくれるかなぁ。計って見ねば。
慣らしのおかげでずっと5000rpmから回せれなかったんでストレス溜まってますわ〜。
今日,発散しちゃおう。
95/01/14 マイクロロン注入!
こないだイワサキで買ってきたマイクロロンをZXRへ入れました。どれぐらい効果があるモンなんでしょね。楽しみです。
注入作業としては,オイルとエレメントを交換→暖気→マイクロロン注入→50km/hぐらい連続で慣らしと簡単な物でした。
しかしオイルエレメントを交換するのは面倒そうでした。例によってバイク屋おまかせですが。カウル外してエキパイとエンジンの間(狭いんですよ)に手を突っ込んで「うりゃ」「ふんっ」とか唸りながらやってました。
ああいう作業は手の小さい子供の方が得意かもしれないなぁ。
これから300kmは慣らしの為に5000rpmより下で走らないといけません。新車じゃあるまいし…と思いつつも仕方の無いところで
94/11/23 バイクを洗ってたら...
さっきZXRに水をかけて埃を落としてやってました。このときに,Kawasaki-Cool-Air-System(*1)のホースを外して水を通してやるのがなぜか好きなんです。 たいして汚れる場所じゃないんですが水を通してちゃんと流れてるのを見ると,あぁちゃんと役割を努めてるんだなと独り肯いてる訳で。
だけど今日に限って左側はスカスカ通るのに,右側はどうも流れが悪い。なにか詰まってるのかと思いよくよく覗いて見れば,干からびたトンボのミイラが詰まってる。うげげげぇっと思わず腰が引けてしまいました。 掃除機のホースみたいなのに絡まって乾燥死なんて...虫とはいえあまりにも無常な。アパートに一人暮らしのお年寄りが,死後1ヶ月後になって家賃を取りに来た大家にようやく発見されたって話があるじゃないですか。その大家になった気分ですわ。
RVFとかのダクトは,異物が入らないように細長いデザインですもんね。こんな事は無いと思うけど。でもZXRのだってたかが直径3cmぐらいの丸い穴なのに。なんでトンボなんかが入ってんだろ。
このテの虫ネタって,身体むき出しで走るバイクならではのものが色々と有るな〜。だれか面白いネタ知ってたらおせーてください。
*1:K−CAS
カウル正面の左右に付いている穴から掃除機のホースみたいなのが出てて,ガソリンタンクに繋がっているものです。エンジンの頭を冷やすのが目的らしい。
94/06/24 中古のZXR400を買ってしまった
10000km走ってて27万で売ると言われ,即に買ってしまった。何歳になっても衝動買いの悪癖は直らないな〜。
でもこのバイクなら高速道路で180km/hペースで走れるのが嬉しい。今乗っているゼルビスはアクセル全開にしても150km/hが関の山なんですわ,ブレーキも弱いし。
しかしこのZXR,一年ほど放っておいた様で全くエンジンがかからない。おまけにアンダーカウルは割れてるし,タイヤは前後ともスリックタイヤになってるしで...。走れる様になるには時間とお金がもうちょいと必要みたい。
梅雨が開ける頃には乗れるようになっているかな〜。
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